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第4回広告セミナー  講師:黒田秀樹氏
CMディレクターの仕事
2007.09.15
会場:静岡市産学交流センター「ペガサート」6階プレゼンテーションルーム

2007年9月15日(土)。静岡市産学交流センター「ペガサート」6Fコンベンションホールにて、第4回広告セミナーを開催した。SCC単独での開催となった今回は、講師にCMディレクターの黒田秀樹氏をお招きし、『CMディレクターの仕事』と題して、氏が過去に手掛けた様々なCMの緻密な演出コンテを基に、CMづくりのポイント&氏のこだわり等について、わかりやすく楽しく解説していただいた。

会場に集った総勢150名以上の参加者は、約1時間半の当初予定を1時間もオーバーし都合2時間半に渡って、自身の演出術や貴重な制作秘話等も惜しげなく披露し、熱弁を繰り広げてくれた類い稀な氏の創作ワールドに、文字通り酔いしれる有意義なひとときを過ごした。

印象に残ったセミナー語録

CMは常に商品を背負い、商品に守られている。だから、最後の着地点はとにかく商品になる。 いわば、着地点の決まっているCMはプールの中を。自由にゴールを設定できる映画は海の中を泳いでいるようなもの。CMには制約があるけど、着地点までの表現方法は“最も自由な媒体”だと思う…だから、若い人達にもっともっとチャレンジして欲しい。

 

プロフィール

黒田秀樹事務所 CMディレクター
1958年大阪府生まれ。1982年電通映画社(現・電通テック)入社。1990年フリーとなる。その独特の表現スタイルは、CF映像の流れを変えたと評されている。CMの枠を超え、日本人論としても語られた「24時間タタカエマスカ」の三共リゲインなど記憶に残る作品多数。

主な過去の仕事

サントリー(「ペプシマン」シリーズ)/マンダム(GATSBY)/資生堂(TSUBAKI)/トヨタ(IST)ほか。福山雅治、サザンオールスターズ、SMAP等のPVも監督。数コマ単位の映像処理で”右脳”に響く時間を演出

CMディレクターの黒田秀樹氏
CMづくりについてわかりやすく解説していただきました