第6回を迎えた今回は、トヨタVITZシリーズ、PEPSI NEXシリーズなど、より“生活者の視点に近い”話題のCMやグラフィックで活躍中の、フリーランスコピーライター児島令子さんをお招きして開催しました。
児島令子さんには、このご縁をきっかけに第1回~第3回SCCしずおかコピー大賞の特別審査員を努めていただきました。
ワークスタイルは「自分の土俵で勝負する」という児島さん。「借りものの言葉ではなく、自分の中にある接点から深く掘り下げて言葉を選びだした」という珠玉のCMやグラフィック作品の解説を中心に、楽しくコピーを書くためのアイデアを2時間近くユーモアたっぷりに語っていただきました。
最後に、TCC最高賞を受賞した際の「コピーを書くのに土地や性別、所属は関係ない」と語った自身のコメントについて触れ、「静岡でも同じ。自分も突然大きな仕事がきたわけじゃない。自分のワークスタイルを見つけて段階を踏んでやってきたから」と聴講者を激励してくれました。
この日会場に訪れた聴講者は、おかげさまで過去最高の200名超となりましたが、児島さんの軽快なトークに、広い会場は一体となって楽しいひと時を過ごすことができました。
プロフィール
大阪在住で仕事は東京中心の日々。フリーランスコピーライター。
主な過去の仕事
トヨタVITZ「ヴィッツは、人が好き。」/JR東日本「大人は、とっても長いから。」/ANA別冊ヨーロッパ「別ヨ」/日本ペットフード「死ぬのが恐いから飼わないなんて、言わないで欲しい。」/フジフィルム・アスタリフト「化粧品の選び方、変わる。」/PEPSI NEX(3人シリーズ)/サントリー「ウィスキー飲もう気分。」/河合塾「人生に受験という季節があってよかったと、思えるときが必ず来るよ。」/パナソニック「私、誰の人生もうらやましくないわ。」など手がける。
受賞歴
TCC最高賞、ACCグランプリ、ほか受賞多数。